海外医師「“日本の医療がすごい”時代は終わりつつある」

グローバルに語ろう アジア医師と見る未来 その49

日本最大級の医療専門サイト であるm3.comのメンバーズメディア編集部様のご厚意で、ここに転載させていただけることになりました。将来海外で働くことを目指す医療者や、海外進出を考えているビジネスマン、そして医療系を目指す学生さんの参考になれば嬉しいです(マニアックすぎて需要がないか(´・ω・`)??)。

今回で若手総合診療医の米崎駿先生((この4月から長崎大学病院 感染症医療人育成センターに所属))との対談は今回が最終回。

海外経験を活かした理想のキャリアパスとは何かについていろいろと意見を出し合いました。
あまり関係ないですが、すっかり自分自身の中から攻めの姿勢がなくなっているのを感じてびっくりしました。気を付けないと。

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総合診療科に進んだ若手医師…米国やガーナでの原体験とは

グローバルに語ろう アジア医師と見る未来 その48

日本最大級の医療専門サイト であるm3.comのメンバーズメディア編集部様のご厚意で、ここに転載させていただけることになりました。将来海外で働くことを目指す医療者や、海外進出を考えているビジネスマン、そして医療系を目指す学生さんの参考になれば嬉しいです(マニアックすぎて需要がないか(´・ω・`)??)。

今回も若手総合診療医の米崎駿先生((この4月から長崎大学病院 感染症医療人育成センターに所属))とお話をさせていただきました。
日本で総合診療科が注目され始めたのは結構最近で、専門医の専門研修が始まったのも2018年からだそうです。
僕が若かったころはどこで勉強すればわからなかったので、雑に総合診療医の制度がしっかりしているシンガポールに飛びだしちゃったけど、日本国内での総合診療教育の仕組みがずいぶん変わってきたのを聞いて驚きました!

そろそろ海外での総合診療の勉強も飽きてきたんで、日本の総合診療も勉強してみたいなと思うものの、年齢が・・・、このまま海外で終わるのか(´・ω・`)?

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日本人医学生が海外との“差”を痛感した瞬間

グローバルに語ろう アジア医師と見る未来 その47

日本最大級の医療専門サイト であるm3.comのメンバーズメディア編集部様のご厚意で、ここに転載させていただけることになりました。将来海外で働くことを目指す医療者や、海外進出を考えているビジネスマン、そして医療系を目指す学生さんの参考になれば嬉しいです(マニアックすぎて需要がないか(´・ω・`)??)。

今回からご登場いただくのは、現在水戸協同病院総合診療科に勤務されている米崎駿先生です。これまで世界各国を股に掛け、バックパッカーや病院実習をしてきた経験をお持ちの米崎先生と、海外で活躍するのに必要な素養やそのチャンスを得るためにはどのようなコンピテンシー(優れた成果を創出する個人の能力・行動特性)が必要なのかを探っていきます。

今回は海外との日本国内を比較したときに見えてくる、価値観や医学生の意識の違いについて語っていただきました。 

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「喜ばれたくて」僻地の医療支援をする医師が陥りがちな罠

グローバルに語ろう アジア医師と見る未来 その38

日本最大級の医療専門サイト であるm3.comのメンバーズメディア編集部様のご厚意で、ここに転載させていただけることになりました。将来海外で働くことを目指す医療者や、海外進出を考えているビジネスマン、そして医療系を目指す学生さんの参考になれば嬉しいです(マニアックすぎて需要がないか(´・ω・`)??)。

今回も前回に引き続き、タイのチェンマイで呼吸器内科医の溝尾朗先生が中心となって行われている支援活動についてお話をしていただきました。

中島も何度かお手伝いさせていただいていますが、実際に現地に入って活動をしてみると、外からは想像ができないような、様々な出来事にでくわします。
 

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20年以上、海外の僻地医療に携わるーー医師の原点は


グローバルに語ろう アジア医師と見る未来 その37

日本最大級の医療専門サイト であるm3.comのメンバーズメディア編集部様のご厚意で、ここに転載させていただけることになりました。将来海外で働くことを目指す医療者や、海外進出を考えているビジネスマン、そして医療系を目指す学生さんの参考になれば嬉しいです(マニアックすぎて需要がないか(´・ω・`)??)。

前回に引き続き、筆者がまだ東京厚生年金病院(現 東京新宿メディカルセンター)の研修医のころからお世話になっている、呼吸器内科医の溝尾朗先生にお話をいただきました。

今回のテーマは「海外における僻地医療」です。

溝尾先生は日本に帰国してからもタイのチェンマイで僻地医療に取り組まれています。
 

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写真のリンクhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Tokyo_Koseinenkin_Hospital.jpg
海外診療所の院長が、日本の勤務医に戻り成し遂げられた事

グローバルに語ろう アジア医師と見る未来 その36

日本最大級の医療専門サイト であるm3.comのメンバーズメディア編集部様のご厚意で、ここに転載させていただけることになりました。将来海外で働くことを目指す医療者や、海外進出を考えているビジネスマン、そして医療系を目指す学生さんの参考になれば嬉しいです(マニアックすぎて需要がないか(´・ω・`)??)。

前回に引き続き、筆者がまだ研修医のころからお世話になっている、呼吸器内科医の溝尾朗先生にお話をいただきました。
シンガポールでの総合診療医、クリニックの院長としての経験を、どうやって帰国後の日本の医療環境の中で活かし、キャリアアップしてきたのかを教えていただきました。

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“儲け主義”医師も…健康保険制度がない国、院長の苦労

グローバルに語ろう アジア医師と見る未来 その35

日本最大級の医療専門サイト であるm3.comのメンバーズメディア編集部様のご厚意で、ここに転載させていただけることになりました。将来海外で働くことを目指す医療者や、海外進出を考えているビジネスマン、そして医療系を目指す学生さんの参考になれば嬉しいです(マニアックすぎて需要がないか(´・ω・`)??)。

今回も筆者がまだ研修医のころからお世話になっている、呼吸器内科医の溝尾朗先生にお話をいただきました。20年ほど前のシンガポールの日本人社会で起こっていたメンタルヘルスや健康の問題は、現在のベトナムの日本人社会でも同様に見られますので、今でも溝尾先生にはいろいろと教えていただいています。

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ベトナムのCOVID-19のノート 2022年9月

世界の医療崩壊 現場の医師が見たリアル

医療崩壊進んだ国で、日本人医師の不安は健康や業務でなく…

久々の更新です。実はこのノートは、2021年の4月にベトナムにCOVID-19の第4波が訪れて、もうベトナムのどこであろうが感染するリスクがある状況になったのを機に更新していませんでした(仕事が忙しくなったのもあります)。 
2022年9月現在ももちろん、COVID-19の患者さんはよく見ますが、それと同時にアデノウィルス、インフルエンザ、その他さまざまな感染症でクリニックを訪れる方も多くいらっしゃいます。臨床的にはCOVID-19ばかりを気にしていられない状態で、むしろ他の病気としっかり鑑別診断を付けて、状態に応じて最適な治療を選ぶことが求められるようになってきました。 
 

この度m3.comでの『世界の医療崩壊 現場の医師が見たリアル』という特別企画に、私がベトナムで経験したコロナ禍の状況を寄稿するようにとご依頼を受けたのを機会に、この3年弱の振り返り、ということで記事を書きました。 
この3年はつらかったですが、私の医者人生の中でトップ5に入るぐらい遣り甲斐があった時期とも言えます。一生忘れることができないでしょう。 

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医局人事で「海外の診療所」 を志望した勤務医、その訳

グローバルに語ろう アジア医師と見る未来 その34

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今回は筆者がピチピチの研修医のころからお世話になっている、JCHO東京新宿メディカルセンターの元院長補佐で、呼吸器内科医の溝尾朗先生です。もう20年近いお付き合いになります。

溝尾先生は、スマホもない20年以上前にシンガポールの日本人社会で医師としてご活躍された方です。
今回は特にシンガポールの診療所で院長職をされたご経験をお話しいただきました。

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日本のかかりつけ医制度に、海外医師が見る希望

グローバルに語ろう アジア医師と見る未来 その19

日本最大級の医療専門サイト であるm3.comのメンバーズメディア編集部様のご厚意で、ここに転載させていただけることになりました。将来海外で働くことを目指す医療者や、海外進出を考えているビジネスマン、そして医療系を目指す学生さんの参考になれば嬉しいです(マニアックすぎて需要がないか(´・ω・`)??)。 

佐々江龍一郎先生、レニック・ニコラス先生との対談は今回が最終回。COVID-19を経て浮き彫りになった日本での総合診療をめぐる状況や課題、海外経験がある総合診療医がいかに地域の外国人コミュニティを支えられるかについてお話しました。

佐々江先生、ニコラス先生ありがとうございました!日本に戻ったら是非またお会いしましょう!

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外国人患者が実は見極めている、○○できる医師

グローバルに語ろう アジア医師と見る未来 その18

日本最大級の医療専門サイト であるm3.comのメンバーズメディア編集部様のご厚意で、ここに転載させていただけることになりました。将来海外で働くことを目指す医療者や、海外進出を考えているビジネスマン、そして医療系を目指す学生さんの参考になれば嬉しいです(マニアックすぎて需要がないか(´・ω・`)??)。 

前回、前々回の記事に引き続き、佐々江龍一郎先生とレニック・ニコラス先生にご登場いただきました!。
今回は特にお二人の海外での経験を活かした、日本にいる外国人患者の診療に関する話題です。
国際診療を行なうにあたり、外国人患者から求められるニーズや、必要な力について語っていただきました。

外国人診療に関わる方は是非ご覧ください!

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うつ病に喫煙に糖尿病に…総合診療医が出会った一人の患者

グローバルに語ろう アジア医師と見る未来 その17

日本最大級の医療専門サイト であるm3.comのメンバーズメディア編集部様のご厚意で、ここに転載させていただけることになりました。将来海外で働くことを目指す医療者や、海外進出を考えているビジネスマン、そして医療系を目指す学生さんの参考になれば嬉しいです(マニアックすぎて需要がないか(´・ω・`)??)。 

今回は総合診療医としての醍醐味をレニック・ニコラス先生に熱く語っていただきました!
さらに、海外の良さと日本の良さを合わせることで見えてくる、日本の総合診療の未来の展望についても教えていただきました!

これから総合診療医を目指す方は是非ご覧ください!

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意外と知らない「総合診療」 海外医師と大解剖!

グローバルに語ろう アジア医師と見る未来 その16

日本最大級の医療専門サイト であるm3.comのメンバーズメディア編集部様のご厚意で、ここに転載させていただけることになりました。将来海外で働くことを目指す医療者や、海外進出を考えているビジネスマン、そして医療系を目指す学生さんの参考になれば嬉しいです(マニアックすぎて需要がないか(´・ω・`)??)。 

今回はイギリスとオーストラリアでそれぞれGP(General Practitioner)となり現在は日本のNTT東日本関東病院で総合診療に携わる佐々江龍一郎先生とレニック・ニコラス先生をお招きして、海外と日本における総合診療医の違いを教えていただきました!

私自身、総合診療医のトレーニングを行う場所を、日本にしようか海外にしようかと迷った挙句、シンガポールへと飛び出したわけですが、現在の日本の総合診療の状況が、海外の状況と比較できてとても勉強になりました!

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