ベトナムのCOVID-19のノート 2020.05.19 感染者324例
5/19 7am時点でのベトナムの感染者
- 計324例(ハノイ112、ホーチミン56、回復263、死亡0)
- 4/23(268例)以降増加例:56例
- 海外からの輸入例(4/23以降):54例
- 日本からの帰国した学生2例、イギリス人の専門家1名、ドバイから帰国したベトナム人、ロシアからの帰国例24例。
- うち1例カンボジアから陸路で不法入国したベトナム人
- ベトナム航空の客室乗務員2名
- 海外からの輸入例(4/23以降):54例
- 4/23(268例)以降増加例:56例
- ホーチミンではここまで42日間、ベトナム国内の新たなコミュニティには32日間連続で新規のコロナウィルス感染者の発生はありません。
※便宜上とりあえず4/24以降を第2波とします。
現在のホーチミン市で行われている対策
クラスターや隔離対象がある、もしくはあった地域
- ハノイのバクマイ病院
- ホーチミン ブッダバー
- ハノイのObstetrics and Gynaecology Hospital
- ハノイのThường Tín District
- ハノイのMê Linh 地区のTiền PhongコミューンにあるLucky Star Gym関連
⇒5/6ハノイのMêLinh地区のHạLôi村のロックダウン解除 - ベトナムの少数民族の一つのモン族のコミュニティー(ハザン省の中国との国境付近の集落)
- ビンズンのTan Uyen TownのUyen Hung Industrial Park絡み
- ハノイのGia Lâm区のKiêu Kỵ コミューン
- 発熱・呼吸苦で迅速診断(イムノクロマトキット)でデング熱及びCOVID-19 Positive、入院隔離後PCRでNegative, 現在デングとして治療中。
- コミューンの120世帯は隔離継続(PCRは偽陰性あり得るから)
- タイニン省Tan Chau郡Tan Thanh地区
- 5月2日カンボジアからトレイル経由で不法入国し、通報により隔離されていたベトナム人(No.315患者)、5月15日Covid-19検査結果が陽性と判明。この患者に濃厚接触した17名はすでに隔離され、経過観察されている。
- 海外からの入国者
今後の対策・スタディ
- 国外からの感染を徹底的に防止
- 現在観光客を受け入れない
- ベトナム人および外交官や公式のパスポートを所持しているビジネスマネージャー、専門家、熟練労働者などの外国人のみが入国許可
- 入国前のオフィシャルのCovid-19陰性証明書(日本で発行できるところはないという情報あります)
- 入国後ホテルもしくは施設でで14日間の隔離(検疫)
- 検疫開始後4日目と13日目の2回の検査で陰性の確認が取れる事
- 国内の感染を根絶
- PCR検査:ベトナム製であるがWHOの認可あり
- BCGのスタディ
- ベトナム国内生産の人工呼吸器( 気管切開下陽圧換気(TPPV)向け )の人工呼吸器の出荷が始まる(気切でいくのか?)
- ベトナムとイギリスが共同でCOVID-19ワクチンを開発中。抗原は開発済み、現在マウスで実験中。
- ベトナム国立衛生疫学研究所と日本の長崎大学の15人の研究者が、SARS-CoV-2の迅速診断キット(ELIZA法、精度約95%)を開発し、大量生産の認可を得た。
日本人のベトナムへの入国再開
- 日本人専門家64人ベトナム入国
ベトナムの空港に到着した乗客らは空港ターミナルの外に設置されたエリアで健康状態を申告後に入国審査、税関審査を受け、隔離施設に移動して14日間の経過観察を受けます。その間にPCRなどの検査も受けます。