ベトナムのCOVID-19のノート 2020.05.02 感染者270例
【この8日間新規症例なし Vietnam stays Covid-19 clear for eighth straight day】
ベトナムではここしばらくCOVID-19症例ありませんでしたが、4/24日に帰国者の中から2名陽性例がでました。その後2日間は再び新規症例0が続いています。
帰国者は全員隔離施設で2週間待機することになっているので、市中への流出のリスクは限定的です。
街のショッピングセンターやレストランも再開し、韓国や中国からの外国人専門家の受け入れが始まりました。完全に無いしても経済活動、社会活動が活発になり、次のステージが始まったのを感じます。
5/2 7am時点でのベトナムの感染者
- 計270例(ハノイ112、ホーチミン55、回復219、死亡0)
- 4/23(268例)以降増加例:2例(うち輸入2例)
- 海外からの輸入例(4/23以降):2例
- ホーチミンではここまで29日間、ベトナム国内の新たなコミュニティには16日間連続で新規のコロナウィルス感染者の発生はありません。
※便宜上とりあえず4/24以降を第2波とします。
現在のホーチミン市で行われている対策
クラスターや隔離対象がある、もしくはあった地域
- ハノイのバクマイ病院
- ホーチミン ブッダバー
- ハノイのObstetrics and Gynaecology Hospital
- ハノイのThường Tín District
- ハノイのMê Linh 地区のTiền PhongコミューンにあるLucky Star Gym関連
- ベトナムの少数民族の一つのモン族のコミュニティー(ハザン省の中国との国境付近の集落)
- ビンズンのTan Uyen TownのUyen Hung Industrial Park絡み
- ハノイのGia Lâm区のKiêu Kỵ コミューン
- 発熱・呼吸苦で迅速診断(イムノクロマトキット)でデング熱及びCOVID-19 Positive、入院隔離後PCRでNegative, 現在デングとして治療中。
- コミューンの120世帯は隔離継続(PCRは偽陰性あり得るから)
- 海外からの帰国者
今後の対策・スタディ
- 国外からの感染を徹底的に防止
- 現在観光客を受け入れない
- ベトナム人および外交官や公式のパスポートを所持しているビジネスマネージャー、専門家、熟練労働者などの外国人のみが入国許可
- 入国前のオフィシャルのCovid-19陰性証明書(日本で発行できるところはないという情報あります)
- 入国後ホテルもしくは施設でで14日間の隔離(検疫)
- 検疫開始後4日目と13日目の2回の検査で陰性の確認が取れる事
- 国内の感染を根絶
- PCR検査:ベトナム製であるがWHOの認可あり
- BCGのスタディ
- ベトナム国内生産の人工呼吸器( 気管切開下陽圧換気(TPPV)向け )の人工呼吸器の出荷が始まる(気切でいくのか?)