コロナ流行経て…海外医師が見た日本人の「弱点」

グローバルに語ろう アジア医師と見る未来 その8

日本最大級の医療専門サイト であるm3.comのメンバーズメディア編集部様のご厚意で、ここに転載させていただけることになりました。将来海外で働くことを目指す医療者や、海外進出を考えているビジネスマン、そして医療系を目指す学生さんの参考になれば嬉しいです(マニアックすぎて需要がないか(´・ω・`)??)。 

元外務省医務官の仲本光一先生との対談も今回で最後になります。
今回は海外で働くことの意味と、その後のキャリア形成について、いろいろと教えていただきました。
私自身もずっと海外にいるとは考えていませんが(とはいえもう8年)、海外に出たことによって視野が広がり、やれることが増えたので、一度は海外に出てみるのは良いことではないかと思っています(できれば独身の時に出てきたかった(´・ω・`))。

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ベトナムのCOVID-19のノート 2022年9月

世界の医療崩壊 現場の医師が見たリアル

医療崩壊進んだ国で、日本人医師の不安は健康や業務でなく…

久々の更新です。実はこのノートは、2021年の4月にベトナムにCOVID-19の第4波が訪れて、もうベトナムのどこであろうが感染するリスクがある状況になったのを機に更新していませんでした(仕事が忙しくなったのもあります)。 
2022年9月現在ももちろん、COVID-19の患者さんはよく見ますが、それと同時にアデノウィルス、インフルエンザ、その他さまざまな感染症でクリニックを訪れる方も多くいらっしゃいます。臨床的にはCOVID-19ばかりを気にしていられない状態で、むしろ他の病気としっかり鑑別診断を付けて、状態に応じて最適な治療を選ぶことが求められるようになってきました。 
 

この度m3.comでの『世界の医療崩壊 現場の医師が見たリアル』という特別企画に、私がベトナムで経験したコロナ禍の状況を寄稿するようにとご依頼を受けたのを機会に、この3年弱の振り返り、ということで記事を書きました。 
この3年はつらかったですが、私の医者人生の中でトップ5に入るぐらい遣り甲斐があった時期とも言えます。一生忘れることができないでしょう。 

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